当院では「筋トレ」を進めていますが、筋トレ=キツイというイメージが強く
一人で積極的に行う人は中々いません。
そこで筋トレを行うことで私たちの生活が変わることを少し理論的に解説したいと思います。
「平均寿命」と「健康寿命」について
日本は世界的に長寿の国で有名ですが、平均寿命に対して健康寿命は10年ほどの差があります。健康寿命とは、健康上の問題がない状態で日常生活を送れる期間のことです。
生きている寿命は延びていても、自分の身一つで健康に生活できていけるのは70歳過ぎたあたりまでということになります。
https://locomo-joa.jp/locomo/03.htmlより引用
70歳を過ぎてから介護が必要になる方の25%が、運動器の疾患によるものです。
関節や筋肉の問題によって介護が必要になるということです。
この問題を解決する1番の手段が「筋トレ」なんです。
身体を動かす習慣がある人とない人の死亡率にも大きな差があります。
70歳で運動習慣がある人の死亡率15%に対して、そうでない高齢者は27%に死亡率が高まります。運動習慣がある人はしない人に比べると筋肉量も維持出来ているはずですから、筋肉が強い=寿命が長くなるというデータでもありますよね。
20歳からの筋肉量の変化を表したグラフをご覧ください。
体幹・全身・下肢の3つのグラフがありますが、下肢の筋肉の減少が1番大きいのが分かります。だからこそ膝が痛くなったり、腰が痛くなったりするんですね。
下肢の筋肉が弱くなって自分の身体を「太もも・股関節・足首」で支えきれていないのです。そうなると車椅子が必要になったり、長い距離を歩けなくなったり、台所に立っているだけで身体が辛くなってきます。
そんな不自由な生活を送らないためにも「努力」が絶対必要です。
痛み止めや注射・湿布でごまかしたっていつかボロが出ますよ。
あなたが健康でいることが周りの方の幸せにも繋がるはずです!
筋トレ始めてみませんか??