アクシス整骨院 院長の東です。
整骨院の新患さんがたまに口にする『痛い方が効いてる感じがするから、好きです!』という言葉。
反対に『強過ぎると揉み返しが来て、大変だから、弱めにやって下さい』という言葉
マッサージの刺激の強さは、強い方が良いの?弱い方が良いの?そんな疑問にお答えします。
マッサージの強さは、『最適抵抗』が良い!!
結論から申し挙げますと、強い刺激がマッチする人と、弱い刺激がマッチする人と、人間1人1人違います。
その人にあった1番最適な抵抗
=最適抵抗(フィッテストレジスタンス)が重要です。
普通に考えると当たり前の事ですよね(笑)
でも最適抵抗って、普段から意識しながら施術をしていないと、かけれないんですよ。
筋肉に触れた時の、手の感覚が重要です。
そう言う意味では、目が見えない方の手の感覚は、非常に優れています。
抵抗のかけ方が、誰に対しても同じではダメです。その人に合わせて変えるのがベストです。
なので強い刺激が悪いわけでも無く、弱い刺激が悪い訳でも無く、クライアントの状態に合わせて、手技を用いる事がとても重要だと、私は考えています。
あなたが通っている治療院やマッサージ屋さんは、いつも同じ刺激で押していませんか?
痛いから効いているわけでもないし、弱いから効いていないわけでは、ありません。
実は最適抵抗をかけれる、施術者の見分け方があります!
それは施術者の姿勢です。姿勢が悪いと、最適抵抗をかける事は出来ません。
腕の力や、指の力に頼っていると、刺激の微細な調整が出来ないからです。
施術者の基本姿勢は
●背筋が伸びている事
●お腹に力が入っている事
●下半身の力を使って、施術ができている事
●体軸が取れている事
実はこれって、全ての共通事項でもあります。
●髪が切るのが上手い人は、姿勢が良い
●スポーツが上手い人は姿勢が良い
●仕事が出来る人は姿勢が良い
アメリカでは、肥満の人は管理職になれないそうです。自分の体重をコントロール(管理)
出来ない人は、人の上に立つ、器ではないと判断されるからです。
僕が昔通っていた、皮膚科の院長先生は、ご自分の健康管理の為に、
スポーツクラブに通ってエアロバイクをこいで運動をしていました。
僕の尊敬するトレーナーさんは、自分がトレーニングしないと、
人には教えれないと言って自宅にトレーニング施設を作り、ウェイトトレーニングをキッチリやっていました。
(僕も、それを見習ってトレーニングをしています)
何が言いたいかと言うと、人の健康に携わる(人の身体に触れる)仕事をしている人は、
自分自信が、トレーニングやストレッチを行い、筋力を高めケアをしていくのが、基本だと私は思います。
最適抵抗をかけれる施術者は、自分自信がしっかりと良い姿勢を保てる筋力を持った人です。
自分自身も、いつも良い姿勢で最適抵抗で施術が出来るように、日々鍛錬を重ねています。
私の軸が乱れているときは、ご指摘下さい( ゚д゚)笑