最近良く聞かれるので、産後の骨盤矯正について!
自分も二児の子ども達の出産をこの目で見てきましたが、まず女性が妊娠して子どもを産むまでに確かに骨盤は歪みます。
『歪む』というよりも『緩み』ます。
正確に言えば歪んでいるわけでは無いです。
なので、そもそも矯正は必要ありません。笑
その理由を詳しく説明していきましょう!
なぜ『緩む』?
なぜ『緩む』かというと、出産をする時に骨盤の周りについている筋肉がガチガチに固まっていると、赤ちゃんは出て来る事が出来ません。お腹周りの筋肉に力が入っていると、赤ちゃんは苦しくてたまりません。
なので、腹圧を高める(お腹に力を入れる)様な事を女性は自然としなくなります。
出産に向けて筋肉を緩めていかなければ、ならないのです。なので出産後は筋肉量も激減しています。それは子どもを産むまでの過程の中で、お腹に力を入れれなかったり、骨盤低筋群や大臀筋・中臀筋・内転筋といった股関節周りの筋肉に力を入れない日常生活を送って来たからです。
産後に一番必要な事!
産後に一番必要な事は『筋力トレーニング』です。
骨盤矯正ではありません。特に妊娠中に弱くなってしまう
●骨盤底筋群 ●横隔膜 ●腹横筋 ●多裂筋 ●大臀筋
●中臀筋 ●内転筋 ●外旋六筋などの筋力強化は必須です。
上記の筋肉が弱くなったり、左右・前後でバランスが悪くなった結果として、骨盤は歪みます。それを人の手で一生懸命調整したとしても残念ながら持続性はありません。
現在、骨盤矯正に通っている方は合わせてトレーニングも行いましょう。むしろトレーニングの方が100倍大切です。うちの奥さんは骨盤矯正は一切行っていませんが、トレーニングのみで歪みも腰痛もなく快適な生活を送っていますよ(^ ^)