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寝違えて首と肩甲骨が痛くなった29歳 男性の症例

『朝起きたら首が痛い』
『後ろに振り向くのが辛いんです』
大学時代のかわいい後輩が助けを求めて、整骨院に来院しました。
まずどれくらい今首が動くのか動きを確認。
痛みが出ている場所は肩甲骨の上の辺り。
筋肉で言うと『肩甲挙筋』の辺りでした。
痛い場所を座った状態と、寝た状態でしっかり確認。
筋肉の張りや熱感など詳しく検査。
ここから大体の治療の流れを頭で組み立てていきます。
今回は『手技』のみで治療!
電気も超音波もテーピングも何も使わないで、治していきます。
 触診すると、肩甲骨の縁に沿って筋膜の癒着があり硬くなっている箇所がありました。
 その部分を指でつまんで筋膜の癒着を剥がしていきます。
 肩甲骨の動きが悪くなって首に負担がかかっていないか、チェック!肩甲骨の内側から指を入れていきます。
彼の場合は柔らかい方ですが、もっと硬い人は指が入りません。
 治療していると、気になる所が出てきます。
今回の場合は右肩が随分内旋している事に気付きました。という事で、肩甲下筋ストレッチ。
肩関節内旋位での拘縮が取れる事で、首回りの緊張も緩和していきます。
 次に肩関節と肩甲骨の協調性を確認。
専門用語で言うと『肩甲上腕リズム』が正しく起きているか。彼の場合は肩甲骨の上方下方回旋の動きが悪く、その影響が首に痛みとして出ていました。

 肩甲骨の動きを専門的な手技で、しっかりと引き出していきます。
治療終了!最初に痛みがあった動きや部位を確認!
『あれっ!?全然痛くないです!!』
 写真で見ると一目瞭然。
動かなかった首が動くようになり、痛かった部位の痛みが0とまではいきませんでしたが、かなり軽減したようでした。
 終わった直後はこんないい表情をしてくれた、かわいい後輩でした。寝違えの治療もアクシス整骨院ではやっていますので、寝違えて困った時は是非アクシス整骨院までお越し下さい。