ソフトテニス選手だけに限らずですが、トップアスリートは皆共通して姿勢が良くて、待球姿勢(構え)の姿勢が良いですよね。
写真に載せている選手は、ソフトテニス界の第一線で活躍している選手の構えです。写真を見てどうでしょうか?
微妙な違いはあると思いますが、なんだか似ていますよね。
3人の構えの共通点は
- 上体がリラックスしている
- 背筋が伸びている
- 骨盤が前傾し、股関節を主体とした構えになっている(膝を過剰に曲げていない)
- 左手をラケットに添えている
- 前後左右どこにでも動く準備ができている
このようにトップ選手というのは、自然と良い構えを習得しています。技術的な部分をすぐには変えることは難しいかもしれませんが、良い構えは意識して真似すれば今日から改善する事が出来ます!
是非、この記事を見てくれた選手・指導者の皆さんはこれを機に構えを見直してみる事をおすすめします!
「構え」が変わると、「動き」が変わる!
良い構え(パワーポジション)を習得すると、一歩目の反応や動きのスピード・瞬発力がその場でぐっと向上します。
しかし良い構えを習得するためには、選手に自分がどんな構えをしていてトップ選手と比べて何が違うのかを、正確に認識してもらう必要があります。
比較するためには、写真や動画を撮影して映像で見てもらうのが一番分かりやすく、説得力があるので、私はその方法を使います。
的確なアドバイスが出来る事と、良い姿勢を教えるよりも気づいてもらう事が大切です。
良い構えをした時と、今までの構えで体を動かした時に、選手自身が「今までよりも動きやすい!」と実感すれば、選手自身が「構え」に対してもっと真剣に取り組むようになるはずです。
「教える」指導から「気づかせる」指導へ!これからのコーチやトレーナーに必要な事だと私は思います。
それでは、今日はこの辺で!参考にして頂ければ幸いです。