みなさんこんにちは!
アクシス整骨院の笹村です。
今日は前鋸筋
聞きなれない筋肉だと思いますが、肩甲骨の安定、姿勢に重要な筋肉になります。
前鋸筋
・起始部の筋束がのこぎりの歯のような形状をした筋肉。
・上肢帯の筋肉の中で最も大きな張力を発揮する筋肉で、パンチを打つ動作にも関与するためボクサー筋とも呼ばれています。
・肩甲骨前方へ移動する外転の作用があり、外転動作時は小胸筋とセットで動く特徴があります。
・体の側面に位置している筋肉であるため、前と後ろの筋肉のつなぎ部分でもあり、前へのつながりは外腹斜筋、後ろへのつながりは菱形筋となります。
・菱形筋は肩甲骨の内側縁を介してほぼ同じラインでつながっているため、肩甲骨のポジションを決める上で非常に重要な関係性を持っています。
前鋸筋が硬くこわばると、肩甲骨が外へ流れて猫背姿勢になりやすくなります。
共に働く小胸筋、対になって働く菱形筋とのバランスをみながらケアもしていきましょう!