北海道科学大学高校ソフトテニス部トレーナーの東です。
インターハイ常連校の北海道科学大学高校ソフトテニス部でも行っている
ソフトテニス選手向けの体幹トレーニングを紹介します。
テニスコートでやってみよう!
テニスコートの半面を利用して行います。
ベースラインからネットまでの距離約11メートルくらいで行います。
クレイコートなどで手が汚れる場合は、軍手などをはいて行います。
練習前のウォームアップなどに
体幹トレーニングを行うことで、テニスの練習で体幹を使う方法を体に覚えさせます。
①スパイダーマンウォーク(対側)
【回数】10メートル・1往復
【筋肉】股関節(腸腰筋・大殿筋)
【目的】股関節の柔軟性UP
【テニス動作】全て
【やり方】
ⅰ.写真のように右手と左足を前に出して、股関節と上半身の力を使って前に進みます。
ⅱ.頭の位置とお尻の位置が、なるべく上下に動かないように注意しましょう。
ⅲ.股関節の柔軟性が高まり、フットワークや体の使い方が上手になります。
②ウォーキングランジ(フロント・バック)
【回数】10メートル・1往復
【筋肉】股関節(腸腰筋・大殿筋)
【目的】股関節の柔軟性UP
【テニス動作】ネットダッシュ
ショートボールの処理
【やり方】
ⅰ.頭の後ろで手を組んで、肩甲骨を寄せて胸を張ります。
お腹に力を入れて、腰が反らないように注意をしましょう。
ⅱ.良い姿勢をキープしたまま、大きく足を前に踏み出します。
左右交互に足を踏み出しネットまで進みます。
後ろ足で床を蹴る力で、前に進みましょう。
ⅲ.ネットまで進んだら、体の向きを変えずにバックしてベースラインまで戻ります。