ファンクショナルトレーニングって言葉聞いたことありますか?最近は一般の方も良く耳にするようになったと思います!
トレーニング界でも、良く耳にする言葉ですよね!今回は私が考えるファンクショナルトレーニングについて、詳しく書いていきます。
『Functional』 =『機能的』
Functionalという英語を直訳すると、機能的という意味です。
Functional Training= 機能的なトレーニング
という意味になります。
じゃあ機能的なトレーニングって何??って考えると、スポーツの種目や叶えたい目標・目的によって、その人の『Functional』は変化します。
サッカー選手には機能的であっても、テニス選手には機能的ではないトレーニングもあります。
膝が痛い人にとっては機能的なトレーニングであっても、股関節が痛い人にとっては非機能的トレーニングになりうる場合もあります。
何の機能を高めたいかによって、Functionalは変化するのです。
共通のFunctional → スパイラルムーブメント
どんなスポーツにおいても、共通のFunctionalはスパイラルムーブメントです。
スパイラルムーブメントとは、捻りを伴った対角・螺旋の動きです。
野球のピッチング動作・テニスのサーブ・スマッシュ動作・バレーボールのスパイク動作など、全て対角線上の螺旋の動きになります。
歩く時の肩と股関節も、対角螺旋の動きになっています。
スポーツ動作の様にハッキリとはなっていませんが、腕の振りや脚の振りは真っ直ぐ動いているように見えて、微妙に対角線上に、そして回旋の動きが加わって動いています。
上半身のスパイラルムーブメントエクササイズ
上半身のスパイラルムーブメントを高める、基本エクササイズをご紹介致します。
写真の様に肩関節の回旋と、体幹の回旋を連動させながら対角線上に身体を動かしていきます。
腕を上に上げていくときは、親指側が後ろ側に向く様に肩関節を外旋させながら、体幹は回旋しながら脊柱を伸展させます。
腕を下に下げていくときは、肩関節を内旋させながら、体幹を屈曲・回旋していきます。
右手で行う場合は、右斜め上から左斜め下に降ろします。対角線上かつ螺旋の動きを加えることで、機能的なトレーニングへと生まれ変わります。
まとめ
この様にまず最初はパターン化された、対角螺旋状の動きを繰り返すことで、捻りの動きが強化され、動きにしなやかさや力強さが生まれていきます。
写真の様な親指から動かすパターンと、小指から動かすパターンをウォーミングアップ時に行うことで、肩関節や体幹の柔軟性も非常に向上するので、是非やってみて下さいm(__)m