全日本U14男子選手も行っている体幹ﾄﾚｰﾆﾝｸﾞ（腹筋編）パート2

　前回、体幹トレーニングの記事（全日本U14男子選手も行っている体幹ﾄﾚｰﾆﾝｸﾞ）を上げたところ大変好評でしたので第2弾です！

今回は、前回のクランチにプラスしてやって頂きたい

「リバースクランチ」というトレーニングを紹介していきます！

　前回紹介させて頂いたクランチは、腹直筋上部のトレーニングでしたがリバースクランチは腹直筋下部のトレーニングです。要はおへその下の方の筋肉です。

　さてここで一つ問題です！腹直筋は上部と下部どちらの方が弱いと思いますか？

　正解は「下部」です。

もちろん個人差はあるのですが、圧倒的に下の方が弱くなります。

下腹部が弱くなるとどうなるか？まず1番影響を受けるのは「腰」です。

腹直筋下部が弱くなると、お腹が前に出て腰が反りやすくなり、腰部の筋肉に負担がかかります。

また下半身の筋力を強化しても、下腹部が弱い選手はそれを上手く活かすことが出来ません。

腹筋群は上半身と下半身をつなぐ役割もあるのですが、とくに腹直筋下部や腸腰筋といった筋肉は

上半身と下半身の連動性にも大きく関与する筋肉です。

やりかたを解説していきましょう

1. まずは仰向けになりましょう
2. 膝を最大に曲げて、脚を地面から浮かせます
3. この時、腰の裏の隙間が空かないように注意しましょう
4. 腰の裏の隙間を埋めたまま、膝を胸の方に引き寄せていきます
5. 反動をつけずに、上げるときも下ろすときもゆっくり行います
6. 下ろすときに腰が反りやすいのですが、下腹部にしっかりと力を入れながら下ろすことが1番重要なポイントです

10回3セットを目安に行ってみましょう。

終わった後に「下腹部に効いたな～」と感じることが出来れば、上手にできている証拠です。是非やってみて下さいね～！