光塩学園女子短期大学主催の第1回公開講座
『身体を改善!ロコモ体操!』の講師を今回務めさせて頂きました。
世の中に広まる『ロコモ』というキーワードですが、ロコモを実際に改善するためのトレーニングやストレッチを指導して来ました。
ロコモって何?
ロコモティブシンドローム(運動器症候群、通称ロコモ)とは、骨や関節、筋肉など運動器の衰えが原因で、歩行や立ち座りなどの日常生活に障害を来たしている状態のことをいい、進行すると要介護や寝たきりになるリスクが高くなります。
一言で言うならば『介護予備軍』です。
将来自分1人では生活出来なくなってしまうリスクがある状態を、ロコモと言います。
ロコモ改善は『脳』も鍛える!
ロコモ改善に必要な事の一つは『脳』を鍛える事です。
脳を鍛えると言っても、脳トレをするわけではありません。
脳神経と筋肉を同時に鍛えるのです。
その名も『コーディネーショントレーニング』と言います。
この写真は高齢者でも出来る、簡単なコーディネーショントレーニングを実施している写真です。
コーディネーショントレーニングについては、また別の機会に詳しく紹介させて頂きます。
正しい片脚立ち出来てますか?
ロコモ改善トレーニングの一つに『片脚立ち』があります。
この片脚立ちですが、シンプルだからこそ正しい姿勢で行う事で、すごく良いトレーニングになります。
正しい片脚立ちのポイントは
●骨盤を立てる
●膝を真っ直ぐに伸ばす
●お尻の筋肉で身体を支える
●足の親指に体重をかける意識
●お腹に力を入れるetc
特に大切な事は『骨盤を立てる』事です。
骨盤を立てるとは、腰が後ろに落ちないように背筋をしっかり伸ばす事です。この時、腰で伸びようのすると腰痛の原因になりますので、股関節の前側についている『腸腰筋』という筋肉を使って、骨盤を前に引っ張る意識が大切です。
まとめ
ロコモ改善のためには
●脳と筋肉を同時に鍛える
●運動する前に身体の歪みを整える
●抗重力筋を優先的に鍛える
●正しいフォームでトレーニングを行う
この4つが出来ていれば間違いなくロコモは改善され、介護予備軍から脱却出来ますので、是非チャレンジしてみて下さいm(__)m