先日、羊ヶ丘病院 第42回整形外科疾患勉強会に参加してきました。
テーマは【ロコモティブシンドロームと運動器疼痛】
講師は札幌医科大学整形外科 山下 敏彦先生でした。
皆さんにも役に立つ情報が満載でしたので、ご紹介させて頂きますm(__)m
ロコモの原因となる疾患について
まずロコモについて初めて聞いたという方の為に、簡単に説明すると、ロコモとは正式名称は《ロコモティブシンドローム》と言い日本語に直すと《運動器症候群》という名前が付いています。
運動器(関節や筋肉)が弱くなることにより、移動機能の低下をきたした状態で、進行すると介護を受けるリスクが高くなる病気の事を指します。
ロコモになるリスクが高い代表的な病気は以下の3つです。
変形性膝関節症→2,530万人
腰部脊柱間狭窄症→600万人
骨粗鬆症→1,070万人
これらの疾患になると、膝の痛みや下肢の痛みや痺れ、背中の痛みなどの症状を訴えるようになり、その事が原因で活動する事が億劫になり、よりロコモが進行する原因になってしまいます。
自分で治そうという気持ちが大切です
例えば皆さんが身体のどこかが痛いとなった時に、
すぐに病院に行きますか⁇
それともまずは自分で何とかしてみようと努力しますか⁇
整形外科のお医者さんも、深刻な原因のない痛みの場合は、まずは6週間自分で治す努力をしてみましょうと仰っています。
私も様々な患者さんを見てきましたが、治る人と治らない人の差に《自分で治そう》という気持ちがあるかないかが大きく左右している事がよく分かります。
やはり《治してもらいたい》という気持ちが強すぎると、自然治癒力も上がらず中々良い方向に改善しない傾向にあります。
まずは自分で治す努力(リバビリやストレッチ)から始めていきましょう!そうする事でロコモとは無縁の生活を送れるようになりますよ😄
アクシス整骨院でロコモ改善のための、リバビリやストレッチトレーニングを受けることも出来ますので、ご興味のある方は是非一度、整骨院の方にお越しくださいm(__)m